ホテルを11:00にでて、バスで唐招提寺東口下車。

途中で昨日唐招提寺からの帰り道で見かけた酒屋に寄り、みむろ杉の一升瓶を実家(父)のお土産に送る。夏だけどクール便じゃなくても、別にOK。

その後、高田好胤のお墓へ。なぜ墓参りしたかというと、母が修学旅行で彼の説法を聞いた世代で、その話を母がよく嬉しそうに話すものだから、これは一度御礼を言わないとと何となく思っていた。住宅地を途中迷いながらもたどり着いた薬師寺龍蔵院。とにかく広い!やはり高田好胤に会われる方が多いのか、境内の休憩所には「好胤の墓はここです」と分かりやすく墓の位置を示す看板が。日差しに焼かれながら墓前へ。直接お会いした事は無いけれど、学生時代の母が大変お世話になりました。
しかしとにかくあつい。まだ秋は遠い、、休憩所に吊るされた風鈴の音だけが涼しい!




途中で唐招提寺の大日堂のあった跡地(現在はこんもりとした、少し開けた場所に案内板が残るのみ、)と、


養天満宮(ようてんまんぐう)に立ち寄り。一瞬で蚊にたかられ刺されまくる。ここの蚊、地味に痛い。天満宮の裏側から入ってしまった様で、正面鳥居から出ようとするとなんと目の前が電車の線路!誰もいない薄暗い境内に突然カンカンカンと警笛が響いて遮断機が降りるのはちょっと面白かった。



そのまま薬師寺へ。来たのは何年振り?というか学生時代の記憶が混ざってて来たことあったか定かではないかも…
ぐるぐる時間をかけて境内をまわる。金堂で、国宝の薬師三尊像をみる。薬師如来と日光月光菩薩、黒々とした体からはなんだか宇宙の様な広がりを感じさせる。過去の大火で金が溶け、輝く様になったとのこと。さぞ熱かったでしょうね。
2008年に東京・国立博物館で開催された「国宝 薬師寺展」が、平城遷都1300年記念で開催された時、父がちょうど読売新聞の文化事業部にいた。特別展への入場を待つ人の長蛇の列が、読売のヘリで空撮されるほどの盛況ぶりだったと、今も父がうれしそうに話す。
母は高田好胤、父は薬師三尊像に、それぞれお世話になりましたとお礼を伝えた。奈良に来て、なぜか色々と見えてくる家族と様々な形の縁をたどる、なかなか忙しい日だ。



その後、東塔と西塔をぐるりと回る。東塔を撮影したとき雲の形がすーっと絵筆で流したようで、いかにも仏画に出てくるそれ(彩雲?)っぽくて面白い。単眼鏡とスマホで東塔の上のやつも撮影できた。



時々賑やかな声とガイドさんの張りのある声がしてみれば修学旅行生の一団が、がやがやと金堂の中に吸い込まれていく。母もうん十年前にあんな感じでここにいたのかな。まだ復興されてなかったでしょうけど、西塔脇の松が青々していたのは覚えていると言うので撮影。今も青々してたよ。

最後に御朱印もいただいて、パン屋に寄って、マンゴーアイス食べてかえる。
普通に真夏の二日間でした。
