虫と共に去りぬ

虫や金魚を中心に、生きものたちと歩む日々

追い抜く日

鬱になって「もう前の自分には戻れないな」っていう感覚がずっと付きまとってた。それが25歳くらいのとき。

 

でも鬱で「変わっちゃった自分」が、これまでの人生の大部分を占めてた「前の自分」を追い抜く日が必ずくる。

 

だんだんと「変わっちゃった後の自分」こそが「自分」であることを認めざるを得なくなる日がきっと来る。

 

鬱によって変質したことが、自分のこれからのアイデンティティと密接に絡んでしまうことが、果たしていいことなのかは分からない。

分からない。